佐那河内小中学校一体型校舎

 

佐那河内の背骨をつくる学校

敷地は、南と北側の山の間を流れる園瀬川に面している。東西南北を軸に地域の山や森、川の地勢と一体となる学校空間を地場材でつくる。

方位軸が太陽の動きを意識させ、その陰影でつくりだされる山やグラウンド広場と一体となった建築空間が、新たな緑の風景を生み出し、時の変化を感じさせる。

グラウンド広場周りは、住民と生徒が四季折々の地域の果実や花、野菜をつくる食育・教材園ゾーンと、山際の水環境を里山の風景に復元する水辺の楽校ゾーンで囲む。

土地がもつ可能性を生かした学校空間を地域に開き、地域住民の知恵や技術を生かす教育の場をつくる。生き生きした生涯学習の場につなげられ、地域への愛情と誇りがもてる学校を目指す。

佐那河内小中学校一体型校舎
徳島県名東郡佐那河内村/2008.12/木+RC造/設計競技案