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住環境が悪くストレスの多い都会生活から離れ、病気療養と子供達をのびのびと育てられる環境で暮らそうと、奥さんの実家に帰られ、亡きご両親の住まいを再生する。自然素材を活かし、ピアノや読書等、家族の様々な暮らしの行為を包む開放的な一室空間を望まれた。伝統的な住まいの良さや時間を継承し、緑と調和した風景の家で、田園環境に魅かれた新生活が始まっている。

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築50年の既存木造家屋の架構を現して内部空間を組み立てる。自然の恵みを活かして快適な住環境にするための断熱化耐震補強をする。床は癒し効果の高い自然乾燥の杉板厚材、壁・天井は調湿性の高い自然塗料で包む。
外壁は通気性をもたせた下地に、国産材の端材を活かした外壁材を貼る。旧便所を変身させて、建築主の職業に因んだコックピットと名付けた場所にする。ウッドデッキを敷き、田園に開いた広場空間をつくる。

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細長い敷地の東側に広がる田畑に面して、キッチン、広間空間、デッキ、コックピットと庭を配置し、田園風景とのつながりをつくる。子供たちはコックピットに立つと、広がる緑の風景から大空に飛び立つような想像がわき、留守をする父親の存在を感じさせる。

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新居建築研究所

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