多世帯で暮らす
少子・高齢化、人口縮減化時代に入り家族の有り様が変わっている。家族各々の価値観やライフスタイルを大切にしたい熟年世代が共に暮らす家をつくる。多彩な家族構成で、これからの暮らしを生む提案である。
近い将来樹木がしっかり根付き、田園と木立に包まれる。
日々変化する自然との対話、感覚の応答を育む環境を大切にしたい。
各個人の暮らしへの価値観を尊重しながら、共に暮らす楽しさや安心感、家族への思いやりがもてるような空間で、運動能力、感覚機能、心理・精神機能を豊かに働かす住空間を目指す。
テラスを挟んだ個室と広間をつなぐ長い廊下は、様々な緑の風景が楽しめ、バリヤーフリー化した縁側やテラスにも廻ることができる。雨の日でも、長い廊下は格好の心身のリハビリ空間になる。