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5月連休に長男が祖谷奥の民家を訪ねたいと、突然夜行バスで帰郷した。大学2年になり建築設計製図が始まったのだが、設計課題に自身の家族のための別荘を計画することがでた。面白いのは、敷地は日本のどこでもよい、ただし土地の環境、気候風土の調査から始めよというものだった。

自然の中で培ってきた暮らしから学びたい、故郷の徳島を知りたいという動機を本人はもったようだ。その姿勢に共感し、こどもの日に平家伝説の里、東祖谷の落合集落を家族で訪ねることになった。

ほとんど人に出会わない、家もない山道を登り不安になったが、しだいと感じなくなり、風景の中に入っていった。落合峠を越え、落合集落に辿り着くまでの長い道のりは、森の新芽の鮮やかな色と美しい光、山から湧き出る水、鳥の春のさえずり・・、感動そのものに変わっていった。










間伐された杉林から渓流を見る


やわらかい芽と春の色


落合峠付近



集落の墓地か地蔵さんの集まりか?山の頂まで美しい色が彩られ、青空へとつながる




まもなく落合集落に



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